アップルウォッチを使っていると、iPhoneに着信があった時、音やバイブレーションで知らせてくれ、とても便利です。
しかし、iPhoneに着信があったときでも、アップルウォッチが音で通知してくれないことがあります。
また、音だけでなく、バイブレーションも機能しないことがあります。
アップルウォッチは着信を知らせてくれるはずですよね。
それなのに、着信を逃してしまったことはありませんか?
私もアップルウォッチの電話着信が振動せずに、着信を逃したことがあります。
この記事ではアップルウォッチで着信があったときに、着信音やバイブレーションが動作しないときの対処方法について解説します。
アップルウォッチで電話がならない時の対応方法
アップルウォッチで電話がならない時の設定は気をつけないといけない、ポイントがあります。
おそらく今、電話がならないと困っている方は、そのポイントを見直せば、着信が鳴る可能性が高いです。
iPhoneの電話設定で、「iPhoneを反映」になっていない場合に起こりうる問題です。
ポイントは着信音設定がiPhone側とアップルウォッチ側と両方あり、両方とも同じ設定にしないといけないのです。
アップルウォッチで電話の着信を鳴らしたいときは、アップルウォッチとiPhone両方のサウンド設定がオンでないと受けられません。
通知を振動で受けたいときは、アップルウォッチとiPhone両方の触覚設定がオンでないと受けられません。
そのため、一方で設定したのに電話がならないという事態が起こりえるわけです。
私も着信の振動が長らく来なくて、着信を見逃して困っていました。
いつも「設定したのに鳴らないな〜?」と思っていました。
今電話の通知がされない方も、設定を正しく行えば、ほとんどの場合、通知がされるようなると思います。
アップルウォッチで電話がならない時の対処方法は次の6つです。
まずは通知音の設定を見直しましょう。
- 基本の着信音の設定を確認する。(重要)
- おやすみモードを解除する。
- 機内モードを解除する。
- アップルウォッチを腕につける。
- ペアリングをやり直す。
- iOSとWatchOSのバージョンを最新版にする。
それぞれ解説します。
基本の着信音の設定を確認(重要)
まずは基本の着信音の設定を確認しましょう。
アップルウォッチの着信音の設定は、iPhoneとアップルウォッチ両方にあります。
両方の設定を正しく行わないと、電話はなりません。
ただし、iPhoneのWatchアプリの電話の設定が「iPhoneを反映」になっている場合はiPhoneの設定だけで大丈夫です。
その場合はおそらく電話は鳴っており、「カスタム」の場合におこりうる現象です。
着信音の設定によって、アップルウォッチに着信が通知されないことがあります。
iPhoneの着信音設定
まずはiPhoneの設定方法です。
確認の手順は次のとおりです。
- iPhoneの【Watch】アプリをタップする。
- 左下の【マイウィッチ】タブをタップする。
- 【電話】をタッチする。
- 画面の下部の着信音グループの【サウンド】と【触覚】をオンにする。
アップルウォッチの着信音設定
次にアップルウォッチの設定をします。
確認の手順は次のとおりです。
- アップルウォッチの【設定】をタップする。
- 【サウンドと触覚】タブをタップする。
- 【消音モード】をオフにする。(緑色でなく灰色にする)
- スクリーンを上にスワイプする。
- 触覚グループの【触覚による通知】をオンにする。(緑色にする)
- デフォルトを【はっきり】にする。
触覚グループのデフォルトはそのままでも良いのですが、確実に着信を振動で受けたい方は【はっきり】にしましょう。
着信を見逃すことが少なくなります。
ほとんどの方が正しい設定で、電話の通知音が鳴るようになったと思いますが、まだの場合は次からの項目も確認してみましょう。
おやすみモードを解除
おやすみモードや睡眠モードがオンになっていた場合は、電話は通知されません。
オンになっている場合はスクリーンの左上にマークが表示されますので、それで確認できます。
おやすみモードは月のマーク、睡眠モードはベッドのマークです。
おやすみモードや睡眠モードはアップルウォッチとiPhoneが連携していますので、どちらで設定してもOKです。
ここでは、アップルウォッチでの設定をご紹介します。
- アップルウォッチのホーム画面(文字盤)を表示する。
- スクリーンを下から上にスワイプする。
- コントロールセンターから、月のマークまたはベッドのマークを探す。
- 色がついている場合はオンになっていますので、タップして色をなくす。
- おやすみモードや睡眠モードが解除される。
機内モードを解除
機内モードの設定も少々煩雑です。
iPhoneが機内モードの場合は、電話の着信は受けられません。
アップルウォッチだけが機内モードの場合は、電話の着信はアップルウォッチで受けられます。
機内モードはBluetoothだけはオンになっているためです。
また、機内モードをアップルウォッチとiPhoneで連動させることもできます。
手順は以下の通りです。
- iPhoneのWatchアプリをタップする。
- 【一般】をタップする。
- 【機内モード】をタップする。
- 【iPhoneを反映】をタップする。
アップルウォッチを腕につける
アップルウォッチを腕につけていないと、センサー類が正しく動作しないため、着信を受けられない場合があります。
バイブレーションはしなかったりします。
アップルウォッチは腕につけて使うものと思っておくとよいと思います。
ペアリングをやり直す
iPhoneとアップルウォッチのペアリングに不具合が生じて、電話の着信が受けられないことが考えられます。
一見、正常に動いているようでも、ペアリングをやり直すことで、不具合が修正される場合があるので試してみましょう。
ペアリングをやり直す手順
手順は下記の通りです。
- iPhoneの【WatchApp】をタップする。
- 左下の【マイウォッチ】タブをタップする。
- 左上の【すべてのWatch】をタッチする。
- アップルウォッチ一覧から、再ペアリングを行いたいウォッチの右にある【i】をタッチする。
- 一番下にある赤字の【AppleWatch】とのペアリングを解除をタッチする。
- セルラーモデルの場合は、モバイル通信の確認を求められるので、プラン維持をタップする。
- 【ペアリングを解除】をタッチする。
- パスワード及びApple IDを入力して、ペアリングを解除を実行する。
- 再ペアリングを行うには、アップルウォッチをiPhoneに近くにもっていく。
- iPhoneの案内にそって、再び、ペアリングを行う。
iOSとWatchOSのバージョンを最新版にする
OSのバージョンが古いと、不具合が発生する可能性が高くなります。
アップルウォッチ、iPhoneともに最新のOSにしておきましょう。
iPhoneを先に、後からアップルウォッチのアップデートを行いましょう。
アップルウォッチのアップデートは50%以上充電されている必要があります。
なるべく充電器に取り付けてアップデートをしたほうがよいでしょう。
また、アップデートに予想以上の時間がかかる場合があるので、2時間くらい余裕のある時にアップデートしましょう。
iPhoneのiOSをアップデートする
iPhoneをアップデートする手順は次のとおりです。
- 【設定】をタッチする。
- 【一般】をタッチする。
- 【ソフトウェアアップデート】をタッチする。
- アップデートできるiOSが表示されたら、【ダウンロードしてインストール】をタッチする。
- パスコードを入力する。
- 【今すぐインストール】をタッチする。
アップルウォッチのWatchOSをアップデートする
アップルウォッチのアップデートはiPhoneとアップルウォッチのどちらからでもアップデートできます。
ここではiPhoneを使ったアップデート方法をご紹介します。
アップルウォッチをアップデートする手順は次のとおりです。
- 【Watch】Appをタッチする。
- 【一般】をタッチする。
- 【ソフトウェア・アップデート】をタッチする。
- アップデートできる場合は、新しいOSのダウンロードが始まります。
- パスコードを入力する。
- アップデートが終了するのに、数分〜1時間ほどの時間を要します。
アップルウォッチで電話がならない時の対応方法・まとめ
今回はアップルウォッチで電話がならない時の対応方法を解説しました。
アップルウォッチの設定はiPhoneと連動されたり、されなかったりとちょっと煩雑な面が見受けられます。
また、iPhoneとアップルウォッチに別々に設定があったり、機能によっても違いがあります。
使いたい機能のときに、その設定を調べて対処するしか今のところ方法がありません。
この記事を参考に、アップルウォッチで電話を受けられるように設定してみてくださいね。
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